The Best Of YOSSEY SONGS (2019) Lyrics

All songs Written By YOSSEY

 

Welcome to Yossey's Garden Show

 

夢の続きを見たくなったのさ

目を閉じてみた 余計眠れなくなって

飛び起きたんだ 屋根のカラスも驚いた

君に逢いたい どうしても逢いたい

 

面倒なこと ばかり有るけれど

行くと決めたんだ 君に逢いに行く

夢なら死んでから 見ればいいじゃないか

君に逢いたい たまらなく逢いたい

 

確かなコト なんてどこにある

この瞬間の 以外に何処にある

教えてくれよ

 

今日はありがとう 君も来てくれて

本当にありがとう 最後までよろしく

きっと明日には 誰かに自慢したくなるような

素敵な時間を 持って来たんです

 

Welcome to Yossey's Garden Show

Welcome to Yossey's Garden Show


サンデーモーニング

 

今日はとても気分がいい

表通りの車の音さえ

まるで古いオルゴール

泣き出しそうな空も

嬉しいアマガエルさ

鼻歌を歌う

 

何でもないサンデーモーニング

こんな日はクスリも要らない

感じているサンデーモーニング

 

さあ何処に出かけようか

 

いつもの今頃と云えば

猫のアイツとケンカをして

だけど今日は違うぜ

平和的に解決

誰かさんの喜ぶ

顔が見たくなる

 

 

何でもないサンデーモーニング

こんな日は毒を抜いて

感じているサンデーモーニング

 

さあ誰を誘おうか

 

どうしてこんなご機嫌なのか

君だけにそっと教えよう

久しぶりに昨晩

あの夢を見たんだ

子供の頃に見た

鳥になる夢を

 

何でもないサンデーモーニング

こんな日はクスリも要らない

感じているサンデーモーニング

 

さあ何処に出かけようか


誰も君の代わりに

 

誰も君の代わりに

あの幾層にも重なり合う雲を

吹き飛ばす事は出来ない

 

誰も君の代わりに

その暗く長いトンネルを

くぐり抜ける事は出来ない

 

君自身でやるのだ

新しいやり方で

誰も知らない道を行くんだ

怖くなんかないさ

 

見上げてしまうから

自分の非力さに打ちひしがれてしまう

でも見下ろすような真似をしたなら

直ちに引き摺り下ろされてしまうだろう

 

もしもあんな風に

上手に出来たらなんて

思ったかも知れない

 

何で自分だけがと

不幸を嘆いてしまった

時もあるかも知れない

 

喜びの虹は

必ず絶望の雨の後に

繰り返す痛みは

闘っている証拠

 

忘れないで

少なくとも僕がここにいること

ひとりで行くなんて

二度と云わないでくれ

 

星があんなに遠いのは

僕だって同じなんだぜ

太陽が眩しいのは

君だって同じだろう

風に逆らうなら

いつだって付き合うぜ

月夜に怯えるなら

一緒に隠れていよう

 

忘れないで


After Eleven”エラーだらけのDisc Drive”

 

どんなやり方をしたって

構わないじゃないと君は云う

69年の頃なら

それもイカした台詞だった

情報の蜜に溺れて

もう何だかワケが分からない

77年の頃なら

全てぶっ壊していただろう

 

何をそんなに怯えてる?

エラーだらけのHard Disc Drive

キラキラ輝いていたのは

84年の頃だった

悲しみの果ての笑顔なら

きっと上手く踊れるはず

ヤツらは気がついていたのさ 

マッドチェスター’90

 

夢にまで見たインターネット 

友達の友達は何処に

真実は闇へと葬られ 

底へ底へと沈み行く

光と線の蚊帳の中 

ますますガンジガラメになって

絡めとられて行くのか 

2000年の約束で

 

オレに出来ることはただひとつ 

君の花びら濡らすこと

誰も知らない宇宙へと

連れ出すこと 飛び出すこと

どんなやり方をしたって

構わないじゃないと君は云う


感情の行方

 

きっと意味がある 

ずっと考えてるこの頃

僕らはこの世界に

偶然に生まれたわけじゃない

君はとても美しい 

高価な宝石より

 

音を拾って首飾りにしよう

言葉を紡いで明日に贈ろう

君はとても美しい

グラビアの少女より

 

聖なる河の

その底に眠る

朽ち果てた

罪も無い君の友達

リアルなことそれは重要

生きていること

素晴らしい

 

僕らのSEIに意味が無ければ

この溢れ出す感情はどこに行くのだ

 

きっと意味がある

移ろいゆく全てのものに

僕らはこの世界で

偶然に出会ったわけじゃない

君はとても美しい

君はとても美しい

君はとても・・・


オレンジブルースカイ

 

だんだんとその色を

変えながら落ちて行く夕日に

ぼんやりと見とれて

己の愚かさを恥じている

君が最後に吐いた言葉が

頭から離れなくて

この場所から俺は一歩も

 

動けないでいるんだ

 

何にも知らない

無邪気な満点の笑顔で

ワイワイと砂浜を

駆け回り遊ぶ子供達

本当の事を知りたくて

いつも泣き叫んでた遠い日

大人になれば全てこの手に

入れられると思ってた

 

オレンジブルースカイ

だけれどこのザマだぜ

オレンジブルースカイ

これ以上何を無くせばいい

 

優しくなれれば

どれだけ楽になれるだろう

傷つけなければ

どれだけ救われるだろう

 

オレンジブルースカイ

この空は何も答えない

オレンジブルースカイ

限りなく深く染まって行く

オレンジブルースカイ

これ以上何を無くせばいい

オレンジブルースカイ

この空は何も示しはしない

 

オレンジブルースカイ

オレンジブルースカイ


ノスタルジア

 

薄紫のアイツが来て

まだそこに居るのかと言う

青いアコーディオン

セイタカアワダチソウ

96機関車ボタ山の楽園

 

あの日の場面

映画のように

無数の影と光で蘇る

 

ノスタルジア

 

あんたは誰?何が言いたい?

もう少しまどろんでいたいのに

藁の隠れ家から

見える二本の煙突

 

その煙は白い月くすぐり

あの子が逃がした赤い風船は

寂しそうに英彦の山の方へ

 

ノスタルジア

 

薄紫のアイツはもう

これでおしまいと言った

見えるものを伝えなさい

聞こえるもの聞かせてあげなさい

 

川筋の夢を

山笠の威勢を

五色の馬簾が華やかに

舞うように

 

ノスタルジア


Rainbow trout

 

正しい事ばかり求めたら

こんなにも歪んでしまった

悲しい事繰り返したくないと

一体何千年言い続けるのか

 

(でも)柔らかな風が吹いて

君が笑ってくれたこと

 

ごめんね君にも謝らなくちゃ

こんな世界を作った一人として

情けない思いでいっぱいになる

敵はそんな遠い所じゃない

 

(でも)たおやかな光が射して

君は笑ってくれるかな

 

何もかもが間違いだと言ってくれよ

映る世界はホログラムさ

仮想なんだろ

 

汚れ無き世界に絶望しても

泳ぎ続けるニジマスのように

僕は上手くやれる自信は無いけど

君をただただ悲しませたくはない

 

柔らかな風が吹いて

君が笑ってくれたこと

 

たおやかな光が射して

君は笑ってくれるかな


酒と薔薇の日々

 

懐かしい匂い

何も変わらない景色が

和ませてくれる

 

海からの風に

揺れるハマユウの咲く

好きだった場所さ

 

あいつらは皆どうしているだろう

 

振り返る事は

嫌いだけど今日だけは

許して欲しい

 

赤い橋を渡り

真夜中の海岸線を

ふざけあったね

 

シーナの歌にあいつも泣いてた

 

もう二度と戻れはしない

懐かしく恥ずかしい時

二度と会えないヤツもいる

酒と薔薇の日々

 

気がつけばいつの間にか

ずっと遠いところで

暮らしている

 

壊れた夢のかけら

拾い集めては

あがき続けてる

 

間違っていたのは俺もおまえもさ

 

もう二度と戻れはしない

懐かしく恥ずかしい時

二度と会えないヤツもいる

酒と薔薇の日々

 

もう二度と...


半世紀             

 

 

ライオンズの野球帽で

真っ黒に日焼けして家路を急ぐ

親父はおきゅうとを肴にして黒田節

 

あのお月さんにまで

人類は遂に到達したと

瓶ビールの栓を勢いよく開けた

 

巨人・大鵬・卵焼き

アベックホームランで万歳

地震雷火事親父

学校の先生も怖かった

 

半世紀なんてあっという間

何が変わった何が変わらなかった

 

自分の恥ずかしい事は

そっとしておいて欲しいくせに

他人のことはそっと出来ずに大騒ぎして

 

お隣さんの名前も知らないのに

画面の向こう側の悪口ばかり

言うようになった

 

太陽の塔の目玉から

どんな未来が見えたのかな

君とだってステキな

関係になれた筈なのに

 

半世紀なんてあっという間

何が変わった何が変わらなかった

 

放射能が怖いか

政治家が悪いか

ヤクザは恐くないか

煙は敵なのか

クレームが怖いか

自分の子だけは可愛いか

おいしい水はありがたいか

スマートな電話が君の全てなのか

 

半世紀なんてあっという間

何が変わった何が何が変わらなかった